木炭パワーで水質浄化 |
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工場排水浄化 |
木炭パワーで水質浄化 画像サイズ1024×768推奨。フォントサイズは中推奨 |
メチレンブルー | |
カラム法試験 | |
侵漬法試験 | |
重金属(鉛) | |
水質浄化活用例 | |
関連商品 | |
お問合せ | |
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株式会社 熊谷カーボン:埼玉県熊谷市三ヶ尻4236番地
[email protected]Tel 048-531-4383:Fax 048-532-5235 Copyright - © kumagaya Carbon 2001 All Rights Reserved |
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工場廃水浄化試験 |
埼玉県の製紙工場(M社)では、工場廃水の浄化に褐F谷カーボンの木炭を利用し成果を上げております。 | |||
埼玉県の製紙会社(M社)では、リサイクル原料としてクラフト紙を利用し再生紙の製造しております。その生産工程では原料を高濃度の苛性ソーダにて煮熟しなければならない為、排水の汚染が著しく平成8年に埼玉県排水環境基準に合わせ、電解凝集浮上式排水処理装置を設置。オガ粉による浄化装置を連結し排水処理を行っていたが、定期検査で時折規制値をクリアーする事が出来ず苦慮しておりました。褐F谷カーボンではこの浄化設備を利用し、平成12年10月よりリサイクル木炭を利用した製紙排水の水質浄化試験を実施しております。 |
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平成13年3月末までの試験経過 |
埼玉県西部環境管理事務所による定期検査のデータ (カッコの中は規制値) 測定時期 平成13年1月〜3月:測定回数 3回 | ||
PH | 7.2〜8.2 | (5.8〜8.6) |
SS | 20〜42 | (60以下) |
BOD | 14〜23 | (25以下) |
※木炭を利用してからは排水規制値を超える事はありませんでした。 |
参考資料 | |
PH:酸度 | 一般的に魚が生息するにはPH5.6〜8.5程度が良いとされる。 |
BOD:生物化学酸素要求量 単位【ppm】 | 古紙の製紙廃水には、微粉の繊維や石などの添加剤が混入していますので、水分をある程度除くとドロドロとした汚泥(スラッジ)が出ます。 |
BOD:生物化学酸素要求量 単位【ppm】 | 水には酸素が溶け込んでおり、この酸素がないと生物は生息出来ません。水中に浮遊物や溶解物質が入って有機物が腐る過程で溶存酸素が消費されます。生物化学酸素要求量とは溶存酸素の消費状況を示すものです。 |
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メチレンブルー吸着試験 |
JIS K 1474 (活性炭試験方法) 試料1gでメチレンブルー溶液(1.2g/L)を何ml脱色出来るかを日立分光分析機を用いて測定。(試料は100メッシュスルーに調整して使用(竹炭、活性炭(1)、活性炭(2)については粉砕済みの為、そのままを使用) |
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試 験 : 松村慶身(褐F谷カーボン技術顧問) 協 力 : 埼玉県工業技術センター北部研究所 |
メチレンブルー吸着性能 | ||
試 料 | 吸着性能 (ml/g) | 備 考 |
活性化木炭 | 19 | 褐F谷カーボン製 |
杉間伐材 | 13 | 群馬県産(反復揺動炉使用) |
紀州備長炭 | 4 | 和歌山県産 |
竹炭 | 3 | 韓国産(200メッシュスルー) |
クヌギ炭(1) | 1 | 埼玉県産 |
クヌギ炭(2) | 1以下 | 九州産 |
マングローブ炭 | 1 | マレーシア産 |
活性炭(1) | 192 | 試験試薬(300メッシュスルー) |
活性炭(2) | 22 | 市販品(200メッシュスルー) |
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カラム法試験 |
木 炭 : 9.12g (褐F谷カーボン製 活性化木炭) |
流入水 : 2500ml(銅 10ppm、アンモンニュウム 10ppm、蒸留水にて各初濃度に設定) |
流入法 : 下降流入方式 |
管寸法 : 20mm(内径)×30mm(長さ) |
管容量 : 95ml |
水容量 : 50ml(木炭入りカラム管内) |
流 水 : 10ml/min |
試 液 : 10分毎の排水から採取 |
判 定 : 簡易パックテスト |
試 験 : 松村 慶身 (褐F谷カーボン技術顧問) |
協 力 : 埼玉県工業技術センター北部研究所 |
カラム法試験結果 | |||
時間(min) | 流入量(ml) | 銅(ppm) | アンモニュウム(ppm) |
10 | 100 | 0.5 | 2.0 |
20 | 200 | 0.5 | 2.0 |
30 | 300 | 0.5 | 2.0 |
40 | 400 | 0.5 | 2.0 |
50 | 500 | 0.5 | 4.0 |
60 | 600 | 1.0 | 4.0 |
70 | 700 | 1.0 | 4.0 |
80 | 800 | 2.0 | 4.0 |
90 | 900 | 2.0 | 5.0 |
100 | 1000 | 4.0 | 5.0 |
110 | 1100 | 4.0 | 5.0 |
120 | 1200 | 4.0 | 5.0 |
130 | 1300 | 4.0 | 5.5 |
140 | 1400 | 4.0 | 5.5 |
150 | 1500 | 4.5 | 5.5 |
160 | 1600 | 4.5 | 5.5 |
170 | 1700 | 4.5 | 5.5 |
180 | 1800 | 4.5 | 7.5 |
190 | 1900 | 4.5 | 7.5 |
200 | 2000 | 4.5 | 8.5 |
210 | 2100 | 4.5 | 10.0 |
220 | 2200 | 5.5 | − |
230 | 2300 | 5.5 | − |
240 | 2400 | 5.5 | − |
250 | 2500 | 5.5 | − |
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浸漬法試験 |
目的の初濃度溶液300mlを三角フラスコに入れ、その中に木炭15gを浸漬した後、測定時間毎に必要量を抽出して測定 | |
処理液 : 300ml(銅 10ppm、アンモンニュウム 10ppm、硝酸 50ppm) | |
木 炭 : 15g (褐F谷カーボン製 活性化木炭) | |
判 定 : 簡易パックテスト | |
試 験 : 松村 慶身 (褐F谷カーボン技術顧問) | |
協 力 : 埼玉県工業技術センター北部研究所 |
浸漬法試験結果 | |||
時 間 | 銅(ppm) | アンモニュウム(ppm) | 硝酸(ppm) |
初期値 | 10.0 | 10.0 | 50.0 |
30分後 | 1.0 | 5.0 | 45.0 |
60分後 | 1.0 | 3.5 | 20.0 |
12時間後 | 0.8 | 1.5 | 10.0 |
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水質浄化を目的とする鉛吸着の評価試験 |
【試験方法】 吸着資材とする活性化木炭を、充分に加熱乾燥してから一定量をカラム管に採取し、写真の如き方法で測定サンプル液を採取して、ICP−MS法をもって鉛吸着量を測定した。 |
【試験試料作成】 | |
吸 着 資 材 :褐F谷カーボン製活性化木炭 | |
吸着資材採取量:9.12g | |
流 入 水 :@ 0.5ppm A 0.1ppm 硝酸鉛標準試薬(1000ppm)と蒸留水により初濃度設定 | |
流 入 方 法 :下降流水方式 | |
カラム管寸法 :内径20mm×長さ300mm | |
カラム管内容積:95ml | |
木炭入りカラム管の水容量:50ml | |
流 水 時 間 :100ml/10min(対木炭接触時間 約5分) | |
サンプル液採取:300mlの流水をしてから採取 | |
採取場所・日時:埼玉県工業技術センター北部研究所(13.11.14) | |
作 業 者 :松村 慶身(褐F谷カーボン 技術顧問) |
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【鉛溶液の分析試験】 | |
上記で作成したサンプル液の分析を行い下の様な結果が得られました。 | |
分析方法:誘導結合プラズマ質量分析法(ICP−MS法) | |
試 験:埼玉県工業技術センター | |
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【分析結果】 | |
処理前 | 処理後 |
0.5ppm | 0.057ppm |
0.1ppm | 0.057ppm |
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一般的な木炭を活用した水質浄化 |
湖沼や河川等で水質浄化に木炭を用いる場合一般的には下の様な方法で行います。 | ||
木炭を用いた水質浄化には通常定期的な メンテナンスが必要となります。 |
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